令和2年度「狩猟者登録」申請をしてきました。
約4ヶ月間の狩猟期間で、数万円の費用。
狩猟は、趣味の範疇。
趣味に自腹を切るのは当然ではある。
ワナをカスっているとドキドキ。
ワクワクする駆け引き。
「魚釣りとは時間軸の駆け引き、また違う面白さ」がはある。
狩猟をする場合には。
都道府県ごと。
そして、狩猟期間ごとに必要な申請が「狩猟者登録」。
自分の場合は。
茨城県内での「わな猟」の申請。
低額所得者なので、ある程度減額されている。
としても、数万円は、負担が大きい。
「獲って食べればいいでしょう」と軽く考えていた。
イノシシをはじめとする、いわゆる狩猟鳥獣を捕獲。
免許、許可がないと。
法定猟具で捕獲することは、法律違反。
基本的に「普通の人は手を出してはいけない」ということ。
野生鳥獣。
ジビエを捕獲して食べたら美味しそうだし。
畑にいたら「獲って食べればいいでしょう」と。
現実を直視、直面するまでは、軽く考えていた。
解体する技術。
単純に解体するだけならできるけど。
野生鳥獣の食肉処理を「衛生的」に作業する状態や状況。
数年間、何度か作業していて感じるのは。
本当に美味しく衛生的に食肉処理をするなら。
設備、施設の重要性。
作業する人の食品に対する衛生的な意識や技術が。
ベースとしては必要。
自分も状況的に、完全に不十分。
自家消費するとしても。
より良い作業や方法や。
「最高の肉の状態を目指すために勉強」はしなければいけない。
獣害が減らないのは、「現状を感じると仕方ない」。
自分が狩猟、ワナ猟をしなくてはいけないと考えているのは。
趣味の目的ではなくて。
「畑を荒らす、人里に降りてくる動物を抑止、捕獲する」有害駆除の目的。
捕獲と防御の両軸が必要で。
攻めながら守る。
事前に結果がなんとなく、わかっていながら。
役場に相談した有害駆除。
畑を荒らされるのは、動物だけが原因ではなくて。
ハードルは、「仕組み」にもよること。
結局、自分の畑は「自己防衛する」しかない。
11月15日から約4ヶ月間の狩猟期間で、実費と労力がかかりすぎる。
「防護柵を設置していないぶどうの畑」あのあたりに。
わりと「大きいイノシシが一頭いる」のは確実。
小さい足跡は、違う動物なのかも。
「数万円の費用を支払って狩猟者登録」をしても別のコスト。
毎日のワナの見回りの時間。
もし動物がワナにかかったら。
そのタイミングで対応、処理。
搬出、運搬、解体や精肉。
それら実質的な時間や。
道具の保全、修善。
破損するワナの部品、取り替え修理が必要。
食肉処理場を経由しないと。
肉は販売できない。
売るのは、無理。
売り上げなしで、経費だけがかかるのが「狩猟の現実」。
狩猟は、趣味。