自然栽培、農法に理解がなくても。
栽培した作物が美味しい!と思ってもらえれば成功。
こだわりの食べ物を生産する。
生産者、自然栽培の当事者としては。
自分の信念をもとに妥協はしない、商品を作るのは当然。
そして、目標としていることのひとつ。
食べてもらって、お客さんが喜んでくれれば。
ほとんどの人は、作物の農法には興味、理解はない。
無農薬栽培、有機栽培、自然栽培の違い。
何度か説明をしても。
理解できている人がほとんどいない。
その中でもウチは、いわゆる無農薬。
タネしか畑に入れてない、無肥料の自然栽培。
食べる人には、まず美味しいと思ってもらえればいい。
自分としては、育てた作物を食べてくれる人に。
体感として、まずは美味しいと思ってもらえればいい。
こだわりの農法の説明は、後回し。
難しいことを考えて食べ物を口にすると。
食事として、楽しくない、美味しくない。
味を体感した後に、栽培方法や履歴に興味を持ってもらえたら。
栽培方法や思想、栽培のこだわりは、後付けでいい。
そのうちに、頭ではなく。
舌、身体、感覚が、食べ物の違いを理解するはずです。