「完熟梅と青梅」の2種類で作った「梅の塩漬け」。
「完熟梅と青梅」の2種類で作った梅の塩漬けの試食。食べ比べをしてみました。
もともと、右側が青梅。
左側の手前が、熟して色づいた梅。
これらを原料に。
梅の塩漬けを作ってみたのは初夏。
今から半年ほど前です。
水に浸けてアク抜きをしていた青梅。茶色くなってしまった上に、虫がつき始めた。収穫したウメは、ほとんどを捨てる結果になってしまった。
2年連続不作だった梅。
せっかく収穫したのに。
採れたものまで無駄にしてしまったわけですが。
かろうじて残ったものを、梅の塩漬けとして。
加工テスト。
干していないので、これは梅干しではない。
そして梅漬けを作った時期には、こんな苦い経験。
青梅は、そのまま食べると毒になる。
梅干しは、なんで塩を使ってから干すのだろう?青梅を食品乾燥機で干してみたら、その理由がわかった。
作った梅漬けは、塩分濃度が18%。
梅漬けや梅干しは、梅の重量に対して最低18%の塩。
それ以上の塩分なら腐敗しない、腐らないということで。
作った梅漬けは、塩分濃度が18%。
事実、夏も越して、常温保存ができている。
他の作物、野菜などは「塩分濃度18%で常温保存が効く」は、あてはまらない。
不思議なことに、腐敗する。
「完熟梅と青梅」で作った「梅の塩漬け」を食べ比べてみると違いは。
両方とも同じ「塩分濃度18%」で作った梅漬け。
想像していたよりも、塩味はない。
それほど、しょっぱくない。
左の「完熟梅」。
右が「青梅」。
梅を収穫した時点で、すでに香りの差。
完熟した梅は、香りがいい。
それは、時間が経っても同じ。
香りも、塩味もマイルドで甘さもある。
それに比べて青梅で作ったほうは。
ふっくら感が残っているので。
食感は、フレッシュ。
でも、少し尖った、角が立つ感じ。
まだ「青梅の渋み」が残っているがする。
微妙、少しの違いだけど。
美味しいのは、やはり完熟梅。
そして。
梅の木の剪定。数日間作業をしましたがいまだに終わらず。剪定の作業は、年明けまで持ち越すことになりました。
来春の収穫に向けて作業をしていると。
咲いていた梅の花。
冬の殺風景な中にも癒し。
来春の収穫に期待しながらの剪定作業。
でも、全部の樹から「梅の実が収穫できたら」と期待。