行者ニンニクの栽培始めます。
行者ニンニクの苗を入手しました。
これが苗。
名前を聞いたことはあっても。
食べたこと見たことがある人は少ないはず。
実は、私も見たこともありません。
行者ニンニクは、アイヌネギ。
育ててみたいと思ったのは。
単純に美味しそうだから。
行者ニンニクは、漫画のゴールデンカムイにもでてきますね。
以前、発芽ニンニクを販売していたところ。
これは行者ニンニク?って聞かれたことが。
もしかしたら、コアな、ある世代の人たちにとって。
健康食品的な効果、効用で人気、知名度がある作物、植物なのでは?
ジビエとマッチング。
ジビエ、イノシシの肉と一緒に食べたら最高なのでは!
とはいえ、行者ニンニクの収穫時期の5、6月と猟期はズレている。
冷凍しておいた肉とあわせて食べることになるのは残念なところ。
この植物、作物が一般的ではない理由。
苗の入手先の人と話をしたところ。
「行者ニンニクは、商用作物としての栽培は難しい」とのこと。
その商用作物とは、一般的なF1種。
この行者ニンニクの苗は、工業製品のように同時期。
計画的に、均一な大きさに揃う植物ではない。
そして繊細。
栽培管理が今のところできていないのだそうです。
山菜だからという表現でした。
話を聞いていく中でこの苗は。
自分が扱っているタネ、野菜の固定種と一緒。
だから一般的な野菜として栽培。
流通に載せることが難しいのだろう。
もともと流通にのっている、特色がない食べ物とは差別化を狙っている。
こういうことは好都合。
うまくいけば、地域のオリジナルにもなる。
自然栽培の共通したイメージを持っている人になら栽培できるはず。
まずは来年の春。
この苗がどう成長を見せてくれるのか?
うまく育ったら自分だけの栽培ではなく。
周りの人にも栽培の輪を広げていきます。