少しずつ商品が売れ始めている感じ。
ウチに直接買いに来てくれる人も出始めた。
数年来の販売イメージは直売。田舎でもコレが可能なのかも。
ウチの商品、販売に少しの手応えを感じ始めたここ数ヶ月間です。
もともとは、都市部で、都会で。
体験農園のような、リラクゼーションをあわせ持つ自然栽培の畑を作って。
そこで野菜を直売しようと考えていたのが数年前。
様々な問題が起こって。
田舎へ移住。
それから約4年が経過。
田舎では、自分のこだわり栽培、自然栽培野菜は売れない。
田舎では各家庭で。
少なくとも菜園、畑を所有。
みんな野菜を作っているように思えていたのが移住の初期。
だから、田舎では、自分のこだわり栽培、自然栽培野菜は売れないのかも?
そう考えていた、思っていた感覚は間違い。
親世代が畑を所有していても。
その子供世代は、作物の栽培には、手を出していない。
野菜は、もらうものから。
買うものへ、と感覚が変化しているし。
田舎といってもそれぞれ生活スタイルが。
数キロの範囲で違う。
ウチで遊びたいとか。
野菜が美味しいと思ってもらえたり。
普通の人が作っていない、ウチでしか栽培できない野菜なら。
余計にココに来るしかない。
ネットで不特定多数に販売ができれば、とも考えていた田舎暮らしの当初。
でもまずは、現実的に身近な人に楽しんでもらえる、喜ばせること。
これができなくては、不特定の知らない人を満足させることはできないだろうし。
だから、商圏を少し、狭めて考えてみようと思っている。
畑は、スーパーやデパートに行くのとは違う。
畑を見たい!といって来てくれる人には一応。
スーパーやデパートに行くのとは違う。
下は土、水分を含んで、ぬかるんでいたり。
寒かったり、暑かったり。
ときには転ぶ。
手足、服も汚れる。
不快な虫がいる時期もある。
簡単に作物を手に取れる環境ではない。
畑に来るときは、「それなりの格好、準備をして来てください!」というお願いと同時に。
ウチの畑は、多様性、複雑性がある気持ちのいい、楽しいところにするのが目標。
発展する途中だけど。
その空間の心地よさを、十分に感じてもらいたい。
うまくいけば、もっと快適空間。
ゴッホの絵の中にいるような畑、錯覚空間にしたい。