常陸大宮市にある梅の木、剪定しました。
毎日が、大人の社会科見学。
これは造園業、本業の人の仕事。
仕事場に入ると。
怒られるのかと思った。
梅がメインの数十本の樹木。ゆくゆくは、個人管理で面倒を見ることになる予定。
今日、造園業の人が剪定にくるというので。
ゆくゆくは、ひとりで管理する予定の常陸大宮市。
梅がメインで樹木の植えてある畑へ行ってきました。
庭師、造園業の人がどういう風に木を切るのか?
庭師のひとが、剪定の考え方や、その実作業を見てみたかった。
だから、この剪定にくる日を狙って、教えてもらって2回目、畑へ訪問。
本業の人の仕事は見たかったのだけど。
自分が完全に剪定、畑の管理をするとなると。
その人たちの仕事を奪うことになる可能性。
こっそり、邪魔にならないように。
そして、「気まずい感じ」にならないようにしよう。
だから、遅い時間に訪問。
何かあったら、逃げて帰る作戦。
現地に到着。実際に会うと!
家族、親子でやっている会社。
会って挨拶をすると、普通どころか親切。
こわくない。
それどころか、協力的。
聞くと実作業も、教えてくれる。
仕事を見て盗み、そして。
数本の木は、参考に自分で剪定した。
実を採りやすいように管理されている。
すでに、数年前から管理されている畑。
実を採りやすいようにメンテナンスされてある。
木は仕立ててある。
だから、自分がこの畑の木を管理する作業は。
あばれている枝を落とすこと。
これなら、ひとりでもできる。
異業種の人と共同作業、交流は、勉強になる。
農業と造園業は、生き物を育てる共通点。
本質的には、それほど遠くはない業種なのかもしれない。
でも、その実作業を見ると、技術の蓄積、専門性。
絶対にかなわない。
ここの畑の梅と、ゆず。
売れてお金が循環できるなら、自分が剪定の実作業はせずに。
この業者さんに作業をお願いしたい。
技術の継承が目的。
そハシゴがなんと、アルミなどの購入品ではなくて手作り。
「杉と竹」でできている自家製のハシゴを使っているのにもビックリ。
「この手作りで3年くらいは使える」ということ。
すごいな。
本当は撮りたいそのハシゴの写真。
それよりも、手作業の技術の継承をしたい。
だからあえて、そういう道具の写真は撮らない。
とりあえず技術を残すため、情報だけ発信。
実際の技術を受け取る、作るのは誰でも、自分でもいい。
受け継げる。
このハシゴに関しては、『竹を曲げる技術と材料の確保」が問題。
ちょうどいい太さの杉を探すのに苦労しているのと。
竹を曲げるのが難しい。
親方にしかできない技術だそうです。