「アルケッチャーノ」の「奥田シェフ」の著書。
書店では販売されていない料理本。
「パスタの新しいゆで方 ゆで論」。
この本が買える、売っているのは。
インターネットでの「アマゾン」もしくは。
奥田シェフの「レストランの店舗」のみ。
発売された約2年前から欲しかった「料理本」。
やっと買う決心がついて。
ポチりました。
「濃い塩分濃度」でゆでたあとに「お湯でゆすぐ」。
大量に捌いていた「お店での調理中」の「経験」によって。
材料の「小麦の特性」をいかしたパスタをゆでる塩分濃度。
一般的な「1%台」に対して「2.5%」に決めたということ。
そして、パスタを合わせる「ソースの塩分」によって。
時間を設定して「お湯でゆすぐ」ことにより「パスタの塩分を減らす」。
「2.5%」のお湯でパスタをゆでることにより。
「パスタの食感や味」が変化するということ。
そして「パスタの乳化」について。
「ペペロンチーノ」は、ほぼあえない。
「スパゲティー」から「パスタ」。
「イタメシ」ブームのあと。
「イタリア料理」が「一般家庭に普及し始めた頃」は。
油分と水分がうまく混ざり合った状態。
「乳化されたパスタ」が本物。
「本格パスタ」だといわれている時代。
実際に。
ある地方のお店で提供された「乳化したパスタ」。
「ペペロンチーノ」をみて。
食べて「美味しさにびっくりした」自身の経験、体験がある。
でも一方で「現代の料理」。
もともとの「海外の調理」では。
必ずしも「乳化」の概念はないらしい。
パスタから出た「ゆで汁」。
「粉の粘度」でつなぐこと。
そして「乳化させる」ために何度も「鍋を振る」ことも。
「パスタ、麺」の表面のざらつき。
良さが失われる。
逆に「あえる回数を増やす」ことで「味が鈍化する」。
よりいい作物。商品を作るモチベーションになる。
この本に求めるのは。
単純に調理「パスタのゆで方」だけではなくて。
奥田シェフの「物事に対する考え方」。
少しでも吸収できれば。
もっと「いい品質の作物」を「作るモチベーション」にもなる。