冬に彩りのいい野菜があれば。
飲食店では重宝する、使いやすいらしいですよ。
冬場の野菜は、色が単一。
自分自身が野菜を栽培していて思っていたこと。
冬場の野菜は、色、彩りが単一。
白と緑がほとんど。
赤いのは人参くらいか。
ウチの野菜は、家庭だけでなく、飲食店でも使ってもらいたい。
ウチの野菜は、値段を高く設定している。
自分の儲けが欲しい、必要ということだけよりも。
農業の行く末。
農家が、仕事の対価として販売する作物と同等の報酬をもらえなければ。
仕事を継続していけない。
自分が考えて、実践している農業とは。
野菜を栽培、販売するだけの仕事ではないですから。
一般の野菜と比べて高いとはいっても、ほんの少しの価格差。
この差を、お客さんがウチの作物を食べて、どう感じてくれるか?
冬場には、赤い野菜が欲しい。
スーパーでは、赤い野菜。
冬でも代表的なトマトがあるけど。
ウチでは冬のトマトは栽培しない。
それ以外に赤い色、発色のいい野菜。
カブかダイコン。
それを狙って大根は、3種類のタネをまきました。
そして、これは赤いダイコン。
皮は赤くて、中は白い。

酢漬けにすると、全体が赤く染まりました。
この赤いダイコンは、育っても。
形がやたらと不揃いで、スが入りやすいらしい。
だから、そのままの形で使うよりもカットして漬け物用に。
塩漬けだと、色はそのままですが。
酢漬けにすると。
全体が赤く染まりました。

手前は大きめにカットして塩をふった状態。
奥がスライスして塩、酢漬け。
薄くスライスしすぎない。
歯ごたえが残るくらいの薄さがこのダイコン、野菜本来の持ち味。
ダイコンの味も感じられてオススメ調理法です。