サトちゃんが、いなくなった。
サトちゃんとは、これ。

畑のマスコット、安全対策、そして監視役。
畑をイノシシから守る防護柵のワイヤーメッシュ。
突起部分の安全対策。
風で飛んだのだろう。
マスコットのサトちゃんがあるはずの場所。
ふと見るといない、ない。
軽くて小さいもの。
固定されていたわけではない。
強風でも吹けば、飛んで落ちることはあるはず。
風で落ちた、飛んだのだろうと付近を探す。
でも見つからない。
この畑は、人が通る、来る場所ではない。
人が通る場所でもない畑。
人が来たとしても、サトちゃんを持っていく。
そんなことはしないはず。
いくら軽いといっても。
飛んでいく可能性の範囲は、見て歩いた。
でも、見つからない。
鳥がさらったのかな?
トンビなど、鳥が。
エサだと思ってさらったのか?
もしくは、「サトちゃん」自身は飛べる(らしい)ので。
飛んで仕事場である薬局に通勤。
そのうち帰ってくるかな?
今日、もう一度探すことにする。
こういう予期しない出来事のために。
自分の目以外の何か、カメラのようなもの。
事実がなんであったのかを知るためのものを。
畑に設置しておきたい。