読書をして初めての不思議な経験、体験。
普段の読書は、未知の体験を擬似経験する感覚。
まさに、この「飼い喰い」という本。
読書は、未知の体験を擬似経験する感覚ですね。
この本を知る前は考えもしない。
豚を自ら軒先で飼育して、食べる。

現代の日本で豚を飼うこと。
ペットとしてのミニブタ。
数年前にブーム、流行ったので飼う人はいる、いたのかもしれない。
でも、食肉用の豚を自宅で飼うのは、それとは違う。
読んだ後、肉の美味しさの話には惹かれるけど。
相当な困難。
飼育するまでの準備、飼うことの難しさだけではなく。
屠畜する、肉にする。
自分はやらない、できない。
豚の生態についての記述はそれほど多くはない。
内容の感想としては。
もちろん面白いです。
一気に読み進める。
飼っていた動物、豚を口にしたときの記述。
その感覚に涙が出たり。
これは、約10年前の話。
なにげなく読み進めていたのですが。
途中で、あれっ?
この人はもしかして。
一度だけ会って、少しだけしか話はしなかった方ですが。
その後の計画、状況、うまく進んでいるのかな。
頂いた名刺を確認。
ほぼ間違いない。
城里町で出会った、この地域に関わっている人です。
プロが毛嫌いするような。
でも、こういった挑戦に協力できる人なんだ。
嬉しく思うのと。
まさか、こんなところでつながるとはビックリ。
通常、遠い物語、擬似体験である本が。
急に身近なことに感じられる、初めての経験。