固定種、自然栽培の自家採種の野菜。
昨年、数種類まいた葉物。
アブラナ科の中で、うまく育った野菜がこれ。

今の状態。
すでに、収穫できる大きさ。
肝心の品種名がわからない。
野口種苗さんのページの写真を観て確認。
照らし合わせると、思っていた品種と、どうも違う。
肝心の品種名が怪しい。
過去に注文した、まいたタネ。
消去法で考えると。
山梨県の鳴沢菜なのかな?
伝統野菜が少ない山梨県では貴重な固有種。
山梨県鳴沢地方の漬菜。
別名「ぐんないかぶ」
蕪菜なので、根の肥大が早いらしいけど。
今のところ、そして確か去年も。
根っこがカブのように大きくなっている感じではなかった気がする。
今年の育っている様子、全体を見ても同じ形はしているので。
他の品種と交雑したわけでもないはず。
播種機のごんべいではなく、手まき、ばらまいた。
自家採種だとタネだけではなくゴミが含まれる。
採種するのはできるけど。
播種するまでタネの状態にするまでは手間ががかかる。
その手間がかけられなかったので、播種機が使えない。
だから、手でばらまいた。
場所ごとに成長が違う理由。
今回はトラクターでうなった後。
タネをバラまき、鎮圧もしていない。
結果。

写真手前は、成長が悪く奥が育っている野菜。
この現象は、このタネ、野菜、場所に限らず。
直まきする他の野菜も同じ。
一列タネをまくと、途中育ちが悪い、もしくは良い箇所がある。
無肥料、自然栽培で固定種だから、全部が同じように育つとは思っていない。
成長ムラがあるのは当然。
でもこれは何か問題があるはず。
土壌酸度計で測ってもわからない。
この成長ムラ。
原因を探るべく土壌の酸性、アルカリ性をはかる機械、土壌酸度計。

これを買ったのだけど一時的には、PH、温度は同じ。
ここの畑の土壌の条件には違いがない、らしい。
本来、この類の測定器、センサー。
1本だけ、数分置いておくものではなくて。
常時畑に、数カ所設置しないと意味がないのだろう。
農業のIOTはまだ露地栽培では難しい。
個人的な感覚から考える原因。
365日、24時間、畑にいて状況を見ているわけではないから想像。
だから、人の目や感覚からではなく、畑にIOT、常時センサーが欲しい。
人の労力も減る。
お日様、太陽が作物の成長に影響を与えるのは間違いない。
日照条件が作物の成長、地温に影響を与えるのは誰が考えてもわかること。
温かければ畑、土壌の発酵もすすむ。

陽のあたる方向からの山。
山の高低、これにより日照条件が。
ほんの少しのようでいて、作物に与える影響は多大。
これが作物の成長の良否なのでは?